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ある魔導師の話 2(メイプル小説)

2009.03.31 22:36|メイプル小説

 ミナル森は相変わらず静かである。

 私たちは草を食べのんびりとくつろぐバクの群れを横に見ながら師弟の森へと急いだ。

 師弟の森の入口には大きな古木があり、その中が師弟の森へと続いている。

 この仕掛けが常人を寄せ付けないカモフラージュの役割を果たしているのだ。

 古木をくぐると視界が一気にひらかれ、私たちが教えを乞うた師匠の建物も見えてきた。




 「そうでしたか…」

 私たちの師匠グリトは静かにつぶやいた。

 「次元の理(ことわり)を摘み取ろうとする意志をもった者が現れたのかもしれません。」

 「お師匠様、ルダスレークだけでなく他の大陸まで影響が出ているということなのでしょうか?」

 オシリア大陸の出身のロベイラの表情は深刻だった。

 「ビクトリアアイランドでは考えられないほどの力を持ったモンスターでした。」

 ハインズは冷静にグリトに伝える。

 グリトは何かをしばらく考えたのち、3人に休むように告げた。




 「しかし、私だけに話があるとはお師匠様も何の用だろう?」

 ハインズとロベイラは近くにテントを張って休んでいる。いくら師匠と弟子とはいえ、住居は別だ。

 「おかけなさい」

 師匠の指示で椅子にかける。あれから数年経つというのに師匠の気迫は全く衰えがない。

 「どうして2人の話の間黙っていたのですか?」

 「いえ、特に報告することがなかったもので…少し考え事をしてました」

 「考え事…ですか。」

 そう、あの時モンスターが私に合わせた最後の視線…あれがなんだか気になっていたのだ。

 「師匠はどう思います?」

 思ったことを口にした後、私は師匠に尋ねた。

 「モンスターといえども殺生は殺生です。死の間際に生への執着として視線が向けられたのでしょう。」

 「それにしても、外で修業を積むうちに随分と力を蓄えましたね。

  3人とも大きな魔力を感じるようになりましたが、

  あなたが一番の才覚を感じられます」

 師匠は嬉しそうだ。思わずそんな師匠の顔を見てその日は師匠と

 それまでの冒険の話をすることで盛り上がって夜は更けていった。




 翌日、私たち3人は森を出た。師匠から手紙を受け取ったためである。

 目指す場所はミナル森の奥…ミナルの守護をするナインスピリットのところである。

 出発の前にグリトは私たち1人1人に声をかけた。最後には口癖のように、

 「いいですか、魔法も自然の理の力…大地・水・火・風、全ての声を聞きなさい。

  そしてその力を誤った方向に使わないよう自身を鍛錬するのですよ」

 私はまた帰ってくると思いながら師匠の家を後にした。

 それが弟子である自分には当然のことだ。そう思いながら。




 ナインスピリット…伝説の龍族である。天地創造の頃から存在したいわれる伝説の生物。

 その配下には多種族で構成された騎士団がおり、ミナル…そして世界全体の治安を維持していると聞く。

 実際に私も会ったことはない。
 
 森を移動する中、3人は自分たちがその伝説と同じ時間を過ごせるという幸運をかみしめていた。

 「お待ちしておりました。ナインスピリット様がお待ちです、奥へ」

 入口からは騎士団が案内をし、3人はそのまま進んだ。実に大きな空間である。




 「ようこそ。我が庵へ。」

 なんと!3人の目の前にいたのは巨大なドラゴン…龍だったのである。



 次回 ある魔導師の話 3 (←クリックで次の話へ)へ続く…。。。
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ぽぷらサーバーで遊んでいる「あちゃ媛」と申します。
一人でこつこつ狩りしていることが多いですが、
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皆様よろしくね!

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(v3.11アップデートに対応しました。でも新髪型は出てないですよw)


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